開発以来進化を遂げてきたCTスキャナですが、近年では医療現場で求められるスピードと画質向上を実現するため、検出器の多列化の傾向がありました。しかし、スピード化が実現されても、根本的にどうしても解決できない「息止め」、「被ばく」の問題にシーメンスは着目しました。患者様がCT検査に合わせて負担を背負うのではなく、真に患者様に優しい検査を実現するCTを目指して開発が始まりました。
1989年に世界に先駆けてスパイラル(螺旋状)CTを開発して以来、シーメンスは常に時代の先駆者としてリードしてきました。その後、64スライスCT「SOMATOM Sensation」を開発。今や世界での導入実績はNo.1、導入台数は1200台を超えています。2005年には世界初のDual Source CT「SOMATOM Definition」が誕生しました。X線管球と検出器を2対搭載するという全く新しいテクノロジーによって開発されたこのCT装置は、これまでの常識を一気に覆し、医療業界に新たなトレンドを築きました。このほかにも救急のニーズに対応した開放型CTや、世界初のWEB対応型CTなど、シーメンスは常に新しい発想のマルチスライスCTを開発し続けています。