シーメンス旭メディテック株式会社(本社 品川区、代表取締役社長 ルイ・ブランダオ、以下シーメンス)は、医療法人財団康生会タケダ放射線クリニック 武田病院画像診断センター(京都市)の林田孝平 センター長の監修の下、PET検診の啓蒙を図るため、一般読者がPET検査について理解を深めることができるよう、PET検査を漫画でわかりやすく解説した小冊子「まんがPET検査ガイド」を作成し、全国へ無料で配布する。
PET検査とは、Positoron Emission Tomography;陽電子放射断層撮像法を用いる画像診断検査のことで、主に癌の診断に利用されるほか、最近ではアルツハイマー型認知症の発見にも用いられ始めている。癌細胞が正常細胞に比べ、3~8倍のブドウ糖を取り込む、という性質を利用し、ブドウ糖に類似したFDGと呼ばれる物質に放射性同位元素をつけた薬剤を注射し、約1時間後に撮影する。このFDGが多く集まる部位を画像から特定することにより、癌を診断する。現在、国内では389台*が設置されている。
PET検査は、専門性が高く、他の画像診断装置に比べて設置台数も少ないことから、一般には知名度が低いが、本小冊子ではPET検査の実施手順や安全性、費用など、受診者にとって最も気になるポイントについて簡潔に説明をしつつ、癌の早期発見の大切さやPET検査の基本的なしくみ、臨床画像の見方などについてもわかりやすく解説している。
また、近年、医療業界では、PET装置にCT(Computed Tomography;コンピュータ断層撮影)装置を組み合わせた、PET・CT装置も普及しており、PETで撮影した細胞の活動を示す機能画像と、CTで撮影した身体部位の形態画像を合致させることで、より高度な診断を実現できるようになっている。本小冊子では、検診でCT画像だけではわからなかった体調不良が、PET・CT検査を行ったところ、肺癌や小腸腫瘍などであったことが判明した例を、2種類の画像を並べて明解に説明している。
本小冊子は一般読者向けに作成されたものだが、様々な分野の医療従事者にもPET検査の概要や利点について、理解を促すツールとしても役立つ。全国のPET設置施設の外来はもちろんのこと、大学病院や総合病院の各臨床科における外来、および近隣地域のクリニックや診療所でも、利用可能である。 *出典;月刊 新医療 2009年3月号 P.149 オリジナル版は、数年前にPET専門誌など医療分野を中心に出版活動などを行うベンチャー企業である、有限会社デジタルメディスン(本社 板橋区、代表取締役社長 石川輝洋)により作成され、国内の一部地域で利用されたが、全国的な普及には至らなかった。この度、業界のマーケットリーダーであるシーメンスが、PET検査の知識普及を模索していたところ、本冊子の存在に着目し、企画・協力という立場で共同改訂することになった。内容を一般読者向けにより簡素化し、林田センター長の助言を得ながら興味深い臨床画像を掲載するなどのリニューアルしたものを、昨年末からシーメンスより無料で全国に配布している。
シーメンスヘルスケアセクターは、ヘルスケア産業における世界最大のサプライヤーの一つであり、画像診断、ラボラトリー診断、医療情報技術、そして補聴器における先駆者です。シーメンスは、予防、早期診断、そして、治療からアフターケアにいたる患者さま治療の全範囲にわたってお客様に製品とソリューションを提供しています。最も一般的な疾患のための臨床ワークフローの最適化を図ることにより、シーメンスは、ヘルスケアをより迅速に、より良く、また費用効率を高いものにしています。シーメンスヘルスケアは、約4万8,000人の従業員を擁し、世界中で事業を行っています。2009年度(2008年10月1日から2009年9月30日まで)、シーメンスヘルスケアの売上高は119億ユーロ、営業利益は15億ユーロでした。詳しい情報は、www.siemens.com/healthcareでご覧いただけます。
日本においては、旭化成株式会社の医療機器事業との合弁によるシーメンス旭メディテック株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 :ルイ・ブランダオ、資本金2,082,020千円)が、主に欧州、米国のシーメンス製品の輸入、販売、メンテナンスサービス業務を通し、より多くの人々に最新の医療環境を提供しています。
詳細情報は、www.siemens.co.jp/healthcare/にてご覧いただけます。
シーメンス旭メディテック株式会社
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