シーメンス旭メディテック株式会社(本社 品川区、代表取締役社長 スティーブン・ファインバーグ)は、多様化する医療現場からのニーズに広く応えるべく、新技術Adaptiveテクノロジーを搭載した128スライスCT装置「SOMATOM Definition AS (ゾマトム デフィニション AS)」の販売を開始いたしました。
SOATOM Definition AS は、今日の高度化、複雑化する臨床ニーズに応えるため開発されたシーメンスの最新のソリューションです。SOMATOM Definition ASは、多様化する検査への対応、被ばくの低減、検査時間の短縮、コスト削減、といったCTに求められるあらゆるニーズを高次元で結実させた新世代のマルチスライスCT装置です。
【より多くの被検者に高品質の検査を】
SOMATOM Definition ASはより多くの被検者に優れた検査環境を提供します。SOMATOM Definition ASの被検者テーブルは、最大2メートルの撮影範囲と最大300キロの耐荷重を有し、また、ガントリの開口径を78センチメートルまで広げたことにより、被検者に対する圧迫感を低減するだけでなく、点滴チューブの取り回しも容易となる等、適応性に優れ自由度の高いCT検査を可能にしました。
【最大27センチメートルの範囲を4次元データ化する新たな撮影モード「Adaptive 4D Spiral」】
SOMATOM Definition ASは、多様な症例に適応するだけでなく、CT検査の新たな可能性を切り拓きました。「Adaptive 4D Spiral」により、SOMATOM Definition ASは臓器全体の血流動態など臓器の機能情報を広範囲に、かつ経時的に収集することができます。この「Adaptive 4D Spiral」は最大27センチメートルの範囲の4次元データ(体積データ+時間データ)を収集することができるため、たとえば全脳や肝臓など臓器全体の灌流情報はもちろんのことながら、心拍動、嚥下運動、呼吸運動など様々な機能観察にも大きな威力を発揮します。つまり「Adaptive 4D Spiral」は検出器サイズに依存することなく臓器全体のファンクショナルなイメージング、すなわち真のワン・オーガン・イメージングを実現することができる撮影モードです。
【最大70%の被ばくを低減する被ばく低減機構「Adaptive Dose Shield」】
マルチスライスCTには多くの被ばく低減機構が盛り込まれていますが、このSOMATOM Definition ASは、新たな被ばく低減機構「Adaptive Dose Shield」を搭載しています。多くのCT検査に用いられているスパイラルスキャンではX線の照射開始直後と照射終了直前のそれぞれに位置するスキャナの1/2回転に相当する投影データは画像再構成には使用できず、つまり被検者はスキャンの前後に不必要な被ばくを受けていることになります。これは、検出器のサイズ(スライス数)が大きくなるにつれ不必要な被ばくも大きくなる問題を抱えています。シーメンスはこの問題を解決し不必要な被ばくを無くすため「Adaptive Dose Shield」を開発しました。X線管球のX線照射部に搭載された新開発の可動式コリメータが無効なX線照射を抑制するシャッターの役割を果たします。この可動するコリメータブレードがスパイラルスキャンの最初の1/2回転では完全にブレードを閉じ、画像再構成に不必要なX線を遮断します。そして1/2回転を超えた時点からブレードをテーブルの移動に合わせ徐々に開放していきます。スパイラルスキャンの終了時も同様に、テーブルの移動に合せてブレードを徐々に閉鎖し、最後の1/2回転では完全にブレードを閉鎖します。これにより画像再構成に利用できない領域への不必要な被ばくを効果的に削減することができます。このAdaptive Dose Shield の搭載により、頭部血管撮影では約30%、胸腹部では15%から20%、内耳に至っては最大70%もの被ばく低減効果を得ることができます。
【最小設置面積18㎡の優れた設置性】
「SOMATOM Definition AS」は、非常に優れた性能に加え、多くの施設が直面する設置場所の制約にも適応することができます。設置に必要な床面積は18 平方メートルと非常に小さく、これまで高性能マルチスライスCT装置を設置することが不可能であった場所にも「SOMATOM Definition AS」は設置可能です。
「SOMATOM Definition AS」は、64スライス/40スライスの「SOMATOM Definition AS」、128スライスの「SOMATOM Definition AS+」の製品ラインアップを取り揃えており、年間60台の販売を目標としています。
SOMATOM Definition AS 概要定価:10~20億円(システム構成による)
年間販売目標:60台
SOMATOM Definition ASの詳しい説明は下記のWebページでもご確認ください。
www.siemens.co.jp/healthcare/
■シーメンスヘルスケア と シーメンス旭メディテックについて
シーメンスAGの事業グループであるシーメンスヘルスケアはヘルスケア産業における世界最大のサプライヤのひとつです。また、情報技術とシステム統合を含む知識工学ならびに診断・治療技術において革新的強さを備えた医療ソリューションプロバイダでもあります。ラボラトリー診断事業買収により、シーメンスヘルスケアは、画像診断、ラボラトリー診断、治療、ヘルスケアITソリューションからコンサルティング、サポートサービスまですべてを網羅する総合的サービスを提供する初めての総合医療診断企業として、予防、早期発見、診断、治療、ケアのためのヘルスケア全体のソリューションを提供しています。シーメンスヘルスケアは世界に4万9000人以上の従業員を擁し、130以上の国で活動しています。シーメンスヘルスケアの2007年度(9月30日終了)の売上高は98億5000万ユーロ、受注高は102億7000万ユーロ、営業利益は13億2000万ユーロでした。
詳細情報は、www.siemens.com/healthcare/にてご覧いただけます。
日本においては、旭化成(株)の医療機器事業との合併によるシーメンス旭メディテック(東京都品川区、代表取締役社長 :スティーブン・ファインバーグ、資本金2,082,020千円)が、欧州、米国のシーメンス製品の輸入、販売、メンテナンスサービス業務を通し、より多くの人々に最新の医療環境を提供しています。
このプレスリリースには、過去の出来事ではなく、将来の業績に関する見通しや情報がふくまれています。「期待する」、「予想する」、「意図する」、「計画する」、「信じる」、「模索する」、「推定する」、「予定する」といった言葉やその類義語は、将来の業績に関する見通しに該当する可能性があります。こうした見通しは、当社の現時点での予測と一定の前提に基づいており、したがって、特定のリスクや不確実な要素に左右されることがあります。シーメンスの事業活動、事業戦略、業績に影響を及ぼす要素はさまざまで、その多くはシーメンスには制御不可能なものです。そのため、シーメンス・グループの実際の業績、活動、成果は、こうした将来の業績に関する見通しの記述や暗示とは大きく異なる可能性があります。特定の不確実な要素には、景気や取引状況の変化、為替動向や金利の変化、他社による競合製品・技術の導入、シーメンス・グループの新しい製品・サービスの不振、事業戦略の変化やその他のさまざまな要素の変化などが含まれます。一部の要素の詳細については、シーメンスが米国証券取引委員会(SEC)に提出した資料に含まれており、シーメンスのホームページ(www.siemens.com)やSECのホームページ(www.sec.gov)でご覧いただけます。万一、これらのリスクや不確実な要素が現実のものになれば、実際の業績は将来の業績の見通しの予想、確信、予測、期待、意図、計画、予測とは大きく異なる可能性があります。シーメンスは、将来の業績に関する見通しの作成後に発生する出来事に照らして見通しを更新、修正する意図はなく、またそうした義務を負うものではありません。
シーメンス旭メディテック株式会社
マーケティングコミュニケーショングループ
担当:勝谷 拓実
TEL:03-5423-8340 FAX: (03) 5423-8494
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