シーメンス旭メディテック株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 :ヨッヘン ディック、資本金2,082,020千円)は、7月25日、シーメンスのガンマカメラ“e.cam signature(イーカム シグニチャー)”と、診断用マルチスライスCTを組み合わせた新型SPECT・CT装置“Symbia(シンビア)”の薬事承認を取得いたしました。日本で初めてマルチスライスCTとの組み合わせによるSPECT・CTの販売を開始します。
ガンマカメラは脳血流や心筋血流、腫瘍、様々な臓器機能を画像化することができますが、解剖学的情報が乏しいため病変の正確な位置を特定することはできません。このため、CTやMRI画像とのソフトウェアによる画像重ね合わせを行い、診断能を向上させるための技術が生まれてきました。しかし、同じタイミング・同じ寝台で撮影したデータ同士でないと、常に正確な位置合せをすることは困難となります。
シーメンスのSPECT・CT “Symbia”は、機能情報を持つSPECTと解剖学的情報を持つ診断用CTを融合し、同一寝台上で連続して撮影することにより、高精度な画像重ね合わせを実現します。また、SPECT撮影からCT撮影、画像の重ね合わせ表示まで、1台のコンソールからシーメンス独自の統一ユーザーインターフェイス「syngo」上でシームレスに操作することが可能なため、検査時間を短縮し、ワークフローの効率の向上にも寄与します。更に、SPECTでの散乱補正・コリメータ分解能補正に加え、CT画像を用いた吸収補正を容易に行うことができることから、SPECT画像の高画質化と定量性向上を実現します。現在、日本国内でこのSPECT・CTをご提供できるのはシーメンスだけです。
Symbia の定価は、3億3千万円~。初年度販売目標は、25台を予定しております。
なお、本装置は、既に世界各国で臨床使用が開始されており、80台余りの稼動実績があります。
私たちシーメンスは、患者の健康に真に貢献する、最先端医療技術を提供しています。
SPECT(ガンマカメラ)とは
SPECT(ガンマカメラ)は、体内に放射性同位元素を含む薬剤(RI)を投与し、その薬剤が放出する放射線(ガンマ線)を画像化する装置です。このRIの種類により、CTやMRIでは捉えることが困難な腫瘍、脳、心臓、肺、腎臓など様々な臓器の血流や代謝の様子を示す機能画像を得ることができる多目的の画像診断装置です。
■シーメンス メディカルソリューションズ社・シーメンス旭メディテックについて
1895年、レントゲン博士がX線を発見して100余年、その歴史的発見の第一歩 からシーメンスは、常に医療技術の進歩とともに歩んでまいりました。日本で初めて導入されたレントゲン装置もシーメンスの製造によるものです。現在では最高級クラスのMR、CT、アンギオグラフィシステム、核医学を中心に、またモダリティを結ぶ画像診断支援ネットワークシステムなど、最新医療に求められる医療機器の開発、研究に取り組んでいます。またシーメンスの掲げる『Proven Outcomes』とは、常にお客様に「目に見えるカタチ」でソリューションを提供するという私たちの決意を表しています。これらモダリティの開発/提供にとどまることなく、医療が直面する様々な問題に対するソリューションの提案など、コンサルティングを含めたより包括的なサービスを、「確かな結果」としてお届けすることを目指す、企業姿勢を表します。日本においては、旭化成工業の医療機器事業との合併によるシーメンス旭メディテックが、欧州、米国のシーメンス製品の輸入、販売、メンテナンスサービス業務を通し、より多くの人々に最新の医療環境を提供しています。
シーメンス旭メディテック(株)マーケティング本部
担当:平山
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