被ばく線量半減”Dose Half”
SOMATOM Definitionでは、心臓CTにおける被ばく量が現行のSingle Source CTと比較して、約半分にまで軽減されます。なぜ2つのX線源を使用するにもかかわらず、それが可能になるのでしょうか。
Dual Source CTでは、心臓を従来の2倍の速さでイメージングすることが可能です。そして、シーメンスが新たに開発したECG 線量制御機能によって、イメージングに必要とされる線量のみを照射することができるのです。
被ばく線量が最小限であることは、医療従事者と被検者の双方にとって大きなメリットです。
Dual Source CTではガントリがわずか90度回転するだけで、83msecという高い時間分解能による高精細な画像を得ることができます。さらに、シーメンスが開発したAdaptive ECG-pulsing(心電同期管電流制御機構)によって、イメージングに必要とされる線量のみを照射することができるのです。
2倍の撮像速度と、Adaptive ECG-pulsingによるX線照射時間の管理により、Single Source CTと比較して被ばく線量を50%以上も低減することが可能です。
Dual Source CT は 83msec の時間分解を生かして、
Single Source CT の2倍の速さで撮影を行い、
Adaptive EDG-pulsing によるX線照射ウィンドウ幅を
半分以下にすることができます。
Single Source CT では心拍数が高くなると時間分解能の不足を
補うため、マルチセグメント再構成手法を利用しますが、
照射線量は高くなり、かつ、画像の信頼度は失われます。
これに対して Dual Source CT では、線量を低く抑えることができ、
心拍数にも画質は影響されません。
ミュンヘン・グロースハーデル大学病院 Christoph Becher, MD のコメント
「以前に使用していた64スライスCTに比べて、Dual Source CT ではおよそ半分程度まで被ばく線量を抑えることができます。もちろん、被検者によって心拍数も体格も違いますから、それによって低減できる量も異なります。
しかし、これまでの Single Source CT に比べて格段に低減できていることは間違い
ありません」
ドイツ、グロースハーデン
ミュンヘン・グロースハーデル大学病院
CT部門、助教授、セクションチーフ
Christoph Becher, MD